下町情緒を味わうコース
下町風俗資料館は、侮れないよ
伝統ある演芸場で、寄席を楽しもう!
威勢のいい声が響くアメ横でショッピング
●●● 1999/5下旬 Toko ●●●
花園神社・五条天神
まず、今日はお昼からのスタートなので上野公園内にある明治から続く老舗の西洋料理のレストランで昼食をとります。お店の人も首をかしげていましたが、何故か今日は人が多く席に付くまで少し時間がかかりました。内装や制服が多分創業当時と同じではないかと思わせる「大正ロマン」チックな所が、上野らしくてス・テ・キ。食後は、近くにある花園稲荷神社に入ります。入口附近には茶屋があり、外国人の観光客がここで一息ついてる姿が見えます。いくつも並ぶ真っ赤な鳥居の下の小道を進んでいくと、いつも多くの人で賑う上野公園とは違う人気の少ない静かな空間に入り込みます。「穴稲荷」という看板の指し示す方向に進むと、小さな穴蔵にお稲荷さんが祀ってありました。上野には何回も来てましたけど、こんな所があったなんて驚き。そして、その隣の五条天神の方に入ります。ここには弓道場があり、外から見学する事もできます。実は、その昔弓をやっていた私はちょっと懐かしく感じました。赤鬼と青鬼が弓矢で追い回されるという「うけらの神事」と言う節分の行事があるそうだけど、おもしろそう!
不忍池周辺
神社を抜け、不忍池方面に向かいます。天気のいい日は、弁天堂を通ってボート池でボートを楽しむこともできますが、今日は「下町風俗資料館」方面に向かう為、バードウォッチングを楽しめると言う蓮池沿いを進みます。今日はカモなどの他に、黒い鳥が集団で羽を休めていました。何の鳥かなっと思ったら、不忍池で見られる鳥を説明した絵入りの看板が立っていたのでこれを見てカワウだと確認できました。池沿のベンチでは、修学旅行生、小さな子供を連れた母親、勝手に近くにある芸大生だと思った若者等が休んでいて、やはりここは「なごみの空間だ」と思いました。そう言えば、前回日曜日にこの辺りに来た時、骨董市が開かれていました。日曜日は毎週やってるのかな?
下町風俗資料館
一般入場料がたったの200円のこの資料館は、なかなか侮れない場所です。ちょっと昔の事なのに今では失われつつある下町の風俗が堪能できます。入口に入ってすぐに左のケースには、昔の「ままごとセット」があって、まずそれを見て、そのリアルなミニチュアさに感動。その奥では駄菓子屋や商家のすまいが再現されておリ、昔の下町にトリップしたようです。ここでは座敷きに上がってふすまやたんすを開けるのは自由なので、その生活を自分の体で感じることができました。畳みの匂いをかいで何となく懐かしい気分になったのは何故でしょう。昔の物売りの声が響く中で2Fに上がると、昔の玩具が展示作品と共に実際手にとって遊べるものが置いてありました。私も早速あれこれ触って、これらが今でも十分楽しめる事を体験。ファミコン世代の修学旅行生の子供達も楽しんでたようですよ。その他展示されている様々なものは、レトロっぽくて今見るととてもオシャレ。なんかとっても面白かった。
鈴本演芸場
上野公園を抜けて、中央通り沿いに歩いて行きます。今までは上野に来るといつも食事場所がないと不満を言ってましたが、ここにはウナギやそばなどの老舗や洒落た洋食屋が並んでました。値段も思ったより高くなく、自分の今までの無知さを反省しました。この通りを少し進むと現れるのは130余年の伝統を持つと言う「鈴本演芸場」。日本の古典芸能の一つ、落語等がここで楽しめます。今回は時間と予算の関係でパスしましたが、機会のある人は是非お試しあれ。前回来た時は、いくつかの公演が、おかしくて、おかしくて、お腹は痛くなるし、息も苦しくなりました。笑いでこんな状態になったのは久しぶりでした。老若男女を問わず、落語は、現代でも充分楽しめる娯楽です!!
アメ横
そろそろ小腹が空いたし、ちょっと疲れました。鈴本演芸場の先にある大手デパートの地下街を試食しながら探検の後この中にある某ケーキ屋の喫茶店で休憩し、活力を養いました。さて、次は、いろんな物が安く手に入ると有名なアメヤ横丁、通称アメ横に入ります。ここも食料品関係のお店とカジュアルファッションなどのお店が雑然と並んでいて、世代も出身も違う人達が集まる、独特の活気があるスポットですよね。魚屋のお兄さん達の元気ある声を聞くだけでも、なんか下町風情を感じてしまいます。最近スニーカーがほしいと思っていた私は靴屋さんの前で立ち止まる事が多かったですけど、やっぱりここは安いですよー。
本当の事言うと雑然とした印象しかなかった上野だったけれど、上野公園には「下町風俗資料館」のような日本的情緒を感じながら楽しめる場所や「花園稲荷神社」や「五条天神社」のような緑に囲まれたひっそりした場所があるし、ショッピングには江戸から続く老舗から安売りのお店が並び、もし外国人の友達などが日本に来たら、是非ここを案内したくなったよ。ここには、東京の昔の姿が変わらずに残っているんだね。見所は他にもあるし、散歩コースもまだまだいっぱい作れそう。
散歩のまとめ
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