桜満開!皇居周辺コース
靖国神社では、お祭り気分
緑あふれる公園で日本の工芸作品に触れよう
●●● 1999/4上旬 Toko ●●●
千鳥が淵
まず九段下駅を降りて向かうのは、花見の名所、千鳥が淵。地下鉄2番出口から出て、武道館に向かう田安門を左手にみながら昭和通りをまっすぐ進むと3分位で千鳥が淵の桜が現れます。今日は休日の上に桜は満開!人出も予想通り多くて遊歩道を歩く速度も人の流れに合わせなくてはいけないけれど、いらいらする程ではないので大丈夫でした。お堀の両岸にずっと並ぶ桜は枝が先に延びて水面に移ってるものもあり、他の花見の名所と違った美しさを見せています。しばらくお堀沿いに歩いたあと、食料は用意していった方が無難だと思って買っておいたお弁当を、花と花見をする人を見ながら、開いてる場所を見つけて食べます。確かこの辺には外食できる場所が少ないんですよね。お堀の方では、ボートに乗って花見を楽しんでる人達の姿が見えます。ボートからの花見って憧れるけど、並んでる人を見て今回は断念しました。
イタリア文化会館
右側にフェヤーモントホテルが見えてきた所で、右に曲がりその先の坂道、鍋割坂を進みます。内堀通りにぶつかってまた右に曲がってしばらく歩くと、右側に洒落たツタが絡む建物、イタリア文化会館が現れます。この建物は旧三井家より地所家屋を譲り受けて開館されたそうです。今日はここで現代芸術の展覧会をやってる様子なので、少し覗くことにしました。普段は、イタリア語講座が開かれたり、図書室があってイタリアに関する本が借りられます。イタリア文化が好きな人は、ここで東京近辺で行われるイタリア文化関連イベントもチェックできますよ。
靖国神社
イタリア文化会館で開かれていた展覧会を一通り鑑賞した後、内堀通りをそのまま進みます。ここからでもよく見える大きな鳥居は、靖国神社の入口。ここも有名な桜の名所の一つですね。早速境内の中に入ります。桜はもちろんここも満開!約1000本あるという桜の中には、開花前線の目安となるソメイヨシノもあります。境内の中はすっかりお祭りムードで、多くの屋台、出店が並び、ゲームが行われていたり、マーチングバンドが行進していました。ここを訪れている人は皆楽しそうでこの雰囲気だとここが神社であることを忘れてしまいそうになりますが、御参りはしっかりしてきましたよ。
北の丸公園
靖国通りを田安門まで戻って、北の丸公園の中に入ります。武道館では、某大学の入学式が行われてる様子。やっぱり、桜の咲く時期に入学式っていいですよね。こっちまで、新たな気分でスタートって気になります。もうこの緑溢れる公園内でたたずんでる人達を見て、お弁当はこっちで食べても良かったかなってちらっと思いました。しかしここから始まる皇居のゾーンは、東京の中心にありながら、緑と水に囲まれた静寂の場所。その昔は江戸城が建てられた場所でもあるし、歴史的にも重要な場所であるここに足を踏み入れるのは、考えてみればすごい事なのかもしれない...。
国立近代美術館工芸館
そして、この公園内には、科学技術館、国立近代美術館、そして国立近代美術館工芸館もあります。今日は、その中の工芸館に入ってみます。赤レンガの建物は、旧近衛師団指令部だったそうです。「工芸かー、あんまり興味ないかも」って思ったのですが、その時開催されていた、陶芸家の鈴木治さんの展覧会の最初の展示室に入ったとたん、とっても単純なフォルムなのに、そのタイトル通りの表現力に驚き、すぐに彼の世界に引き込まれてしまいました。特に「馬」に関する作品郡は、どうしてこんなに単純な形なのに「馬」に見えるのか不思議で、しかもただ馬に見えるって事だけだったら「からくり」的だけど、そうではなくて、芸術的なんですよね。思わない所で、意外な発見をして、嬉しかったです。やっぱり日本のアーティストもすごい人いっぱいいるんですね。
今日は花見目的で千鳥が淵や靖国神社の桜を楽しみ時間がなくなってしまったので行けなかったけど、北の丸公園から更に皇居東御苑や外苑の方まで散策してみるのもいいかもしれない。
でも、あまり飲食できる場所がないので、食料や飲料水はあらかじめどこかで購入しておいた方がいいよ。
散歩のまとめ
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