静かな池袋、雑司ヶ谷方面コース
池袋にこんなに静かな場所が...
著名人が眠る霊園散策
●●● 1999/6中旬 Toko ●●●
豊島区郷土資料館
池袋と言えば、埼玉県人の私にはかなり馴染みのあるところでしたが、最近ではすっかり駅構内で用事をすませる事が多くなっていました。
でも、今日は久しぶりに外へ出てみようと言う事でしかも今まで訪れた事のない雑司ヶ谷方面に行ってみることにしました。雑司ヶ谷方面には、一応いくつかの見所がある事はわかっているのですが、ここは少し勉強をしていった方がいいと思い、まず駅からホテルメトロポリタンに程近い豊島区郷土資料館に向かう事にしました。
資料館は建物の7階にあるのでエレベーターを利用して降りるとすぐ目の前に「雑司ヶ谷鬼子母神」を境内を模したセットがありました。また、展示室の方には、池袋など豊島区の昔が模型で表現され、とてもわかりやすく展示してあります。右の写真は「池袋のヤミ市」の様子を再現した模型の一部です。池袋は、第二次世界大戦後、ヤミ市の中心地であったようです。何十年前の姿をこうして見ると、時代の変遷を感じて不思議な気持ちになりました。
雑司ヶ谷鬼子母神
郷土資料館でざっと勉強した私は、その資料を片手に早速"雑司ヶ谷鬼子母神"に向かいます。
ここは、子授け、安産、子育ての神様ですが、もともとは他人の子を食べる悪い鬼だったのが仏に諭されて子育ての神になったそうです。ちなみに鬼子母神の鬼という字は、本当は上のチョンがないのが正確なんですが、(ここの鬼子母神は角がないので)漢字が見付からないので、鬼の字を使ってしまいました。失礼いたしました。
境内には樹齢600年以上と言われる鬼子母神の公孫樹があり、立派にそびえたっています。それにしても、この周辺の静かな事!資料館からここへ向かう道程、細い小道に入った頃位から、緑が増え、左右にお寺が点在し、一気に雑音が聞こえなくなって、空気がきれいになっていくような気がしました。ちょっとびっくりです。
雑司ヶ谷旧宣教師館
実は、この後雑司ヶ谷霊園に向かい、園内に入ったのですが、有名人のお墓がどこにあるのかさっぱり検討がつかず、どこか表示でもないものかとウロウロしていたら、ここの表示が見えたので「まーいいや、先にこっちに入ってみよう」と園内を抜け出したのでした。
幼稚園を右に見て、少し進むと左に旧宣教師通りというのがあって、ここを曲がって進むとすぐに豊島区内で最古の近代木造洋風建築である洒落た洋館が現れます。ここは明治40年にアメリカ人宣教師であるマッケーレブが建て、ここを拠点に宣教活動や幼児教育を行ったようです。中はマッケレーブが生活の様子を示すものが展示されていたり、児童図書コーナーなどがありました。思ったよりこじんまりしているし、故マッケレーブさんが宣教師として尊敬される人物だったであろう事がよくわかりました。
雑司ヶ谷霊園
宣教師館には、ありがたい事に、雑司ヶ谷霊園の資料も置いてありました。
早速園内の墓石の位置を確認してみると、いかにここに多くの有名人が眠っているかわかりました。右の写真は、文豪「夏目漱石」の墓です。竹久夢二の墓は、小さめで見逃してしまいそうでした。他にも、永井荷風、小泉八雲といった文豪や歌舞伎俳優、落語家などのお墓も多くここに眠っています。今日は天気があまりよくなく堪能できませんでしたが、季節の花々や緑に囲まれたここは、美しい風景も楽しめそう。
雑司ヶ谷地区って本当に静かで、自然に囲まれていて、見所もあって散歩には最適な場所だね。それだけではあきたらない人は、静かな池袋を体験した後に、霊園から歩いていけるサンシャインビルのレジャーで楽しむ事もできるよ。でも、初夏の散歩には虫さされ予防をしておいた方がいいかも。足がかゆかった.....。
散歩のまとめ
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